社会人が簿記2級に合格するため必要なことは?転職に活かす方法についても解説!

簿記2級

「簿記2級の勉強時間はどれくらい必要?」「仕事をしながらでも合格できる?」と悩んでいませんか。
簿記2級は、転職のときに大きなアドバンテージになる一方で、それ相応の勉強時間が必要になる資格です。

この記事では、社会人が簿記2級に合格するための勉強時間の目安と、転職につなげるための考え方を解説します。

簿記2級の勉強時間の目安

結論から言うと、簿記2級の合格に必要な勉強時間は、簿記3級合格レベルの人で150〜300時間、初心者の人では250〜500時間といわれています。

簿記2級の勉強時間
  • 3級合格レベル:150〜300時間
  • 初学者:250〜500時間

そのため、簿記の学習経験者の場合は、約3〜6ヶ月が合格に必要な期間の目安になります。初学者であればさらに時間がかかると考えて良いでしょう。

社会人の場合、1日に確保できる勉強時間は限られます。そのため、「勉強の総時間」よりも「継続できるペース」が重要になります。

社会人が挫折しない勉強スケジュール

仕事と両立するには、「無理のないスケジュール設計」が重要です。

無理に睡眠時間を削ったり、朝食や昼食を抜いたりして勉強時間を確保しても、長続きしなければ意味がありません。

実体験:これで受かった!働きながら簿記2級に合格したスケジュール

私もフルタイムで働きながら簿記2級を取得しました。そのとき、勉強時間は平日は1〜2時間、休日は2〜4時間を確保できるようにしていました。

平日:1〜2時間
休日:2〜4時間

基礎期(初期〜4ヶ月ほど)

学習の初期はテキストで試験範囲の知識をインプットします。まずは試験範囲に一通り目を通すのが目標です。

ただし、テキストを読むだけでは問題を解けるようにはならないため、教科書の基本問題や付属の問題集を使って問題演習も必ず行いましょう。

    この時期の学習方法
  1. テキストを読む
    教科書で知識をインプットする
  2. 基本問題で練習
    教科書の基本問題を解く
  3. 問題演習で実力アップ
    付属の問題集で実践力をつける

2級で出題される論点を覚えるのがメインですが、テキストをひたすら読み込んでも成果は出にくいです。テキストを読んだ後は、すぐにその問題を解くようにしましょう。

インプットした知識を問題演習をとおしてアウトプットすることで、見た内容が理解できているかの確認をすることができます。

インプットとアウトプットの理想的な割合は次のとおりです。

インプット3:アウトプット7

そのため、テキストに加えて、それを対応した問題集を使って問題演習を行うようにしましょう。

直前期(試験2ヶ月前〜)

直前期は試験の1から2ヶ月前の期間をいいます。この期間のメインは模擬試験をひたすら解くことでした。

ポイントは、いかに本番の試験と同じ環境にするかです。問題、時間、テスト形式で取り組むなど、できるだけ本番と同じ環境で模擬試験をおこなって、自分がどれくらい点数を取れるのか把握します。

もちろん、間違えた問題はすぐにテキストで確認することが大切です。

自分の生活に合わせて工夫する

私の場合は仕事をしながら勉強したので、「仕事終わりは集中できない」というのが悩みでした。

そのため、「仕事後は一旦休む」ようにしていました。夕食や入浴をして一旦ゆっくりしたほうが、私はその後集中できたためです。

みなさんも、ぜひ自分の生活に合わせて勉強を継続しやすいように工夫してみてください。

  • 仕事から帰ったら一旦休憩
  • 朝方の人は朝早く起きて30分から1時間は勉強する
  • 休む時は休んでメリハリを意識する
  • 休憩時間を決めてそれ以外は勉強する(10分間休憩法)

結果的に、「短時間でも毎日やる」ことが合格の決め手だったと感じています。

よくある失敗パターン
  • 平日まったく勉強しない
    勉強する習慣を身につけることが大切
  • 休日だけ詰め込む
    知識が定着しにくい
  • 疲れて継続できない
    休むときはしっかり休んで無理なく続ける

これを避けるためには、「毎日少しでも取り組む」ことが重要です。その行動はいずれ習慣になり、勉強時間は自然と積み上がります。

簿記2級は転職で使える?

結論ですが、「めちゃくちゃ」使えます。

簿記2級は「取った瞬間に転職成功」ではありませんが、書類選考の通過率を上げる資格です。やはり簿記2級は3級に比べて、格段に評価されやすい資格といえます。

簿記2級の取得者は次のようなスキルがあると考えられます。

簿記2級のレベル
  • 企業の財務状況や経営成績を正確に把握できる
  • 経理実務や、決算書(貸借対照表や損益計算書など)を読み解くスキルがある
  • 中規模株式会社(中小企業から中堅企業)など、日本のほとんどの企業の経理実務をカバーできる。

以下の職種では評価されやすいです。

  • 経理・財務
  • 事務職
  • 営業(数値管理・原価意識)

とくに若手のうちは「ポテンシャル採用」が多いため、簿記2級は数字に強い人材の証明として機能します。

転職を意識するときポイント

先ほど述べたように、簿記2級を取得すればすぐに転職が可能というわけではありません。ただし、簿記の資格と自身のスキルを組み合わせることで、評価アップを狙うことができます。

「簿記2級+α」で考える

簿記2級だけでも評価されますが、以下を組み合わせると強いです。

  • Excelスキル
  • 実務経験
  • コミュニケーション力

もちろん知識があれば良いという訳ではありません。資格単体ではなく、「使える人材」であることを意識しましょう。

Excelスキル

私も一般企業の経理として働いていたこともありましたが、やはりExcelは必須です。

  • Excel関数
  • ピボットテーブル
  • ショートカットキー

これらを使いこなせるかどうかは仕事の効率を大きく左右するといっても良いです。簿記の知識と合わせて、Excelスキルがあると非常にポイントが高いと思います。

実務経験

若手の場合はポテンシャル採用がありますが、経験者採用の場合はある程度の実務経験が求められるケースも少なくありません。

とくに次のような実務経験が求められます。

  • 月次決算や年次決算
  • 税務申告
  • 債権管理など

もしこういった経験があれば積極的に活用しましょう。

コミュニケーション力

やはり、経理や財務、事務職といった仕事にコミュニケーション力は欠かせません。

  • 資料作成や上司への報告
  • 他部署や外部との折衝
  • プロジェクトチームの取りまとめ

このような経験があれば、ぜひ活用してください。

まとめ:簿記2級は社会人にとってコスパ最強資格

最後にまとめです。

簿記2級まとめ
  • 勉強時間は150〜300時間
    初心者の場合はさらに時間がかかる
  • 社会人は3〜6ヶ月での合格が目安
    勉強は継続できるペースが大切
  • 自身のスキルと組み合わせて活かす
    実務経験やExcelスキルも評価

簿記2級は、短期間でキャリアにプラスを作れる数少ない資格です。

何より、財務諸表を読めるスキルは転職・副業・事業など様々な場面で求められるスキルであるため、簿記2級はもちろん、簿記3級からでもぜひ勉強を始めてみてください。

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